どうも、ライトです。
先日ですね、生まれて初めて話し方教室というあがり症克服セミナーに参加してきまして、そのときの感想と効果の期待度を書いていきたいと思います。
ではなぜ僕がこの話し方教室に参加したのかというと、来月に会社のプレゼンを控えているからです。
僕のあがり症は昔に比べればだいぶ改善されてはいますが、まだ完全には克服できていなくて、大勢の前ではやはり緊張してしまいます。
そのため、今回あがり症克服セミナーに参加し万全の準備をして本番に挑むことを決意しました。
それに僕はこれから先、あがり症で悩んでいる人に対して解決策や対処法を教える立場になりたいし、自分で同じような悩みを抱えている人に本気で力になりたいと思っています。
そのためには知識や経験をたくさん積んで自分自身が成長しなければならないし、教える立場の人があがっていては元も子もありませんからね。(笑)
ということで話し方教室の感想について話していきますね。
目次
セミナー講師が話し方のプロだった
僕がこのセミナーに参加してまず思ったことは、講師の人がとても話し方がうまいということでした。
これは当たり前のことかもしれませんが、中にはそうでもない講師もごく稀にいると思います。
しかし、僕が参加したセミナー講師は本当に話し方がうまくて、とても教えるのも上手でした。
で、さらに驚きなのが、この講師の人は昔は極度のあがり症だったということです。
僕は内心信じられませんでしたが、もしそれが事実だったとしたら本当にすごいなと思うと同時に、もしかしたら僕も克服さえできればこの人のように話し方がうまくなれるんじゃないかと期待を抱くようにもなりました。
きっとここまでうまくなるには並大抵の努力では叶わないと思いますが、うまくなれる可能性も決して0じゃありません。
なので、僕はこれからも精いっぱい努力していつかは自分でセミナーを開催してみたいと思っています。
参加者は幅広い年齢層の人がいて、みんないい人たちばかりだった
僕が参加した話し方教室は、僕を含め参加者が5人でした。
で、僕が今年34歳になるのですが、今回のセミナーでは僕が最年少かな?と思うぐらい、割と年齢層が高めでした。
男性と女性の割合は男性が3人、女性が2人でほぼ半々に分かれる感じでしたね。
年齢的には30代~60代ぐらいの人が多かったです。
おそらく年齢はそのときによって変わってくると思いますが、僕が思ったのは意外に年齢の高い方でも参加するんだなというのが今回の気づきでした。
年齢が高い人でも人前で話すのに苦手意識を持っていて、あがり症で悩んでいたのは僕だけじゃなかったんだと安心もできたし、何より同じ悩みを持っている人同士だったのですぐに打ち解けることができました。
僕が今回のセミナーで確信したのは、あがり症で悩んでいる人はみんな優しくていい人だということです。
それと何処の話し方教室に参加しても言えることだと思いますが、同じ悩みを持っている参加者同士はすぐに仲良くなれる可能性が高いです。
今回僕が参加したセミナーは1日限りのあがり症克服セミナーだったので、今後その人たちと会う機会はおそらくないと思いますが、できれば今後もお付き合いしていきたいなと思えるほど親密な関係になることができました。
僕はこの経験を一生忘れないだろうし、本当に参加してよかったと心から思いました。
セミナーの流れや練習方法について
セミナーの流れとしてはまず最初にあがり症の原因を知り、今後どういう対策をしていけばいいのか、どういった思考や練習方法で克服していけばいいのかなど、専門的な知識やノウハウを学びました。
知識やノウハウを学んだあとは実践練習に移ります。
最初は簡単な発表練習から始まり、徐々に難易度を上げていくというスタイルです。
で、最後に1分間ぐらいみんなの前でスピーチをして終わるのですが、最終的にはそれぐらいは普通にできるぐらいのレベルまで上達しています。(僕ができたので、おそらく誰でも可能だと思います)
1番初めに行う実践練習は、みんなの前で簡単な自己紹介をするというものでした。
自己紹介といっても
- 自分の名前
- どこから来たのか
- このセミナーに参加した理由
などを言うだけで、時間にしたらほんの20秒ぐらいだと思います。
でもあがり症の人ってこんな簡単なことでも緊張してしまうんですよね。
僕も実際に自己紹介して結構緊張していました。
しかし、この緊張って聞き手からしたら全然伝わってないらしいんですよね。
おそらく自分が体感している緊張の10分の3ぐらいしか伝わってないらしいです。
なので、『やばい!緊張して声も震えてしまったし、手や足もガクガク震えてしまった。もう終わりだ!』と内心思っていても大丈夫です。
その10分の3ぐらいしか相手に伝わっていないので、自分の声が震えてしまったと自覚していたとしても、実際は『いや、震えているのあまりわからなかったんですけど…』ぐらいのレベルなんですね。
実際に僕の自己紹介を聞いた参加者からの感想は『緊張はそんなに伝わりませんでした』とか、『普通に聞こえました』みたいな、こんな感じです。
緊張というものは自分が思っているよりも相手には伝わってないし、ほとんどは自分の思い込みっていうことが大半なんですね。
これを知れただけでも大きな収穫でしたが、このセミナーで教わったことはまだまだたくさんあります。
今度は具体的な練習方法について話していきますが、まず1つ目の方法としては『紙に書かれたテーマについて話す』というものでした。
これはどういうことかというと、トランプの大きさぐらいの紙に”あるキーワード”が書かれていて、そのキーワードが見えないように伏されて置いてあります。
それを1人ずつ手に取っていただき、見た瞬間に瞬時にキーワードについて話すという、頭を使ったトレーニングみたいな感じですね。
でもこれが最初は意外に難しくて、たとえ10秒でもなかなか話せないんですよね。
例えばその紙に『海』と書かれていたとしたら『海』に関連する話を10秒しなくてはなりません。
僕もその『海』というキーワードを1回引き当てたのですが、このとき僕が瞬時に話したことは『昔はよく友達と海に海水浴に行っていましたが、今ではめっきり行く機会がなくなりました。たまには子供たちを連れて久々に海水浴に出かけてみようと思います』みたいな、ごく普通の話で終わってしまいました。(笑)
でもこれぐらいで全然問題ないです。
話の内容というのは自分的に3割ぐらいの出来の内容であっても、聞き手からしたら全然違和感なく伝わっているらしいです。
なので『他にもっといい話があったんじゃないか、この話のほうが面白くて相手も楽しんでくれたんじゃないか』こう思うことはお門違いだということですね。
他にも発声練習や目線の合わせ方、モデリングや間の取り方など、さまざまなことを学びました。
ここですべてをお伝えすることはできませんが、とにかく内容の濃い1日であることは確かです。
最後にセミナーを受ける前と受けた後の変化について話していきますね。
セミナーを終えてあがり症は本当に改善されたのか?効果の期待度は?
まずセミナーを受ける前、最初の自己紹介のときの自分と最後の1分間スピーチの僕とを比較したいと思います。
最初の自己紹介のときは終始緊張しっぱなしで、終始ぎこちない印象でした。
『緊張は伝わってないかな?変に見られてないかな?』
こんな感じで、ハラハラドキドキの自己紹介でした。
しかし、最後の1分間スピーチでは声の大きさも格段に上がり、人前で堂々と普通に話ができるぐらいにまで上達することができました。
最後の自分のスピーチを講師の方にスマホの動画で撮ってもらったのですが、自分で聞いてみてもまったくおかしなところはなく、『あんなにあがり症だった俺が普通に話せてるじゃん!マジか!』みたいな感じでしたね。(笑)
おそらく練習量が多かったのも要因の1つだと思いますが、1日でここまで自信をつけることができるなんて、話し方教室ってすごいなと実感しました。
もちろん値段もそれなりにしましたが、値段よりも価値のある体験をさせてもらえたので本当に参加してよかったです。
そして何より同じ悩みを持っている人がたくさんいることもわかったし、ここで出会った受講者の人たちとも親密な関係になることができました。
一期一会の出会いでしたが、僕はこれから先も彼らのことを忘れることはないでしょう。
これから話し方教室に通おうか迷っている方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。
簡単ではありますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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